自担が結婚しました

⚠︎アイドルの結婚は断固反対派のファンが書いています。1人のジャニオタの偏見です。

自担が結婚しました。

ジャニオタ多しといえども、あんまり自担の結婚を体験した人は少ないんじゃないだろうか?私もまさか自分が体験することになるとは思わなかった。

11/29 10時30分前

友人からの「長野博結婚(笑)」というLINEで初めて知った。大袈裟ではなく、心臓が冷えて止まってしまったような気がした。

ツイッターを開いてそれが事実と確認した頃には手が震えていた。最初に出てきたのは「悲しい」という感情だけだった。もともと私が熱愛報道などアイドルの恋愛に賛成ではなかったタイプだからか、本当につらくてとてもじゃないが祝福なんてできなかった。

想像してみたことはあった。国分太一くんの結婚のときだって、自担ももう44歳だから結婚したほうがいいよ〜なんて笑っていた。それが現実になるなんて考えもせずに。

私はアイドルに夢を見るためにお金を払っているのであって、決して「結婚」なんていう現実を見るためではない。自担の死ぬほどかっこいい表情も、笑顔も、気の抜けた顔だってみんなのものでいてくれると思っていた。

そして自担、長野博さんの考える幸せは絶対に結婚ではないと信じていたのだ。彼はもう芸歴30年にもなるれっきとしたプロのアイドルだし、熱愛報道なんかもあったが事実ではないと信じていた。1人の女のものになる長野さんなんて私の中でありえなかった。

決して誇れることではないが、正規の値段を外れてまでチケットを買って長野さんにたくさん会いに行った。生活は苦しくなったし、現実のことにほとんど手が回らなくなってしまった。でもそれも全部長野さんを少しでも近くでみたくてみたくてしょうがなかったからなのだ。

別に今までかけてきたお金も時間も返してくれなくていい。奥さんが羨ましいだけかもしれないが、ただ私の信じていた、優しくてかっこよくてキラキラしていて聖人君子でかわいくていい人で大好きで大好きだった長野博を返して欲しいのだ。偶像崇拝なんてことはわかっているし、それでもやめられない自分に嫌気がさす。

ベストアーティストでとっても幸せそうな自担を見ても悲しいだけだった。愛されてる、なんてツイッターで祝われていても、祝わないファンは本物のファンじゃないと言われたって。私だって自担の幸せを祝いたくないわけではないのだ。世界一幸せになってほしいのに。これから私は何を見ても聞いても奥さんの顔がちらつくだろう。今日も家に帰って奥さんにしか見せない顔で笑っているのだろう。ラブソングを聞いても全てしらけてしまう。

長野さんしか生きる意味を見出せてなかった私はこれからどうすればいいんだろう。何を見ても泣いてしまう。これからしばらくは泣いて暮らすしかないのか。自分の幸せを祝福してくれないファンなんて最低だろう。

ということで、長野担みんなが祝っているわけじゃないんだよという話でした。ここまで読んでもらって不快な気分にさせてしまっていたら本当にすみません。